カテゴリー別アーカイブ: 業界企業分析

業界・企業分析をする重要性

こんにちは、本日は業界・企業分析の重要性について説明していきたいと思います。

皆さんが業界や企業を知る上で欠かせない「業界・企業分析」は就活をする上では非常に鍵となるものではないかと思います。

 

 

 

就活生の中には、「学生が知れることはごくわずかなことだから今調べても無駄だ」と思うかもしれません。確かに、就活生が知ることができる業界や企業の情報はごくわずかかもしれません。しかし、これから入って働き続ける会社について何も知らないということは非常にまずいことではないでしょうか。

近年では、入社してすぐに辞めてしまう学生が多いと聞きますよね。それはこの業界・企業分析を徹底していないからではないかともいます。

「本当にこの業界・企業が自分と合っているのか」と深く考えずに、業界・企業の良い所(高収入や充実した福利厚生など)しか調べないといった方が多いのかもしれません。

 

 

 

これは無駄に金を使った買い物と変わりないと思います。

「買ったけれども思ったものと違う」ということを経験したことはあるかと思います。

その原因は、「商品についてそれほど分析をしていない」からではないでしょうか。その結果、お金を使ってまでも手に入れたものが無駄となってしまいます。

特に、高い買い物の場合は一層後悔するのではないでしょうか。

 

 

 

就活でも、大して業界・企業分析を行わずに「思ったことと違う」現象が発生し結果辞めてしまうのです。

将来を決める就活、さらに皆さんのファーストキャリアを決める新卒採用においてこのようなことをしていいのでしょうか。

もし、このようになりたくないのであればぜひ業界・企業分析に力を入れて下さい。

業界・企業分析のやり方①

こんにちは、今回は業界・企業分析をする際の方法について述べていきたいと思います。

業界・企業分析と言っても具体的に何をしたら良いのかがわからない方も多いかもしれません。

皆さんはぜひこれをみて実際の業界・企業分析に活かして下さいね。

 

 

 

業界・企業分析では大きく分けて5つのことがあります。

「企業のホームページ」「有価証券報告書」「業界地図」「アニュアルレポート」「中期経営計画」です。

今回は「企業のホームページ」と「有価証券報告書」と「業界地図」について説明していきますね。

 

 

 

「企業のホームページ」

企業のホームページでは、企業理念、事業内容、歴史、基本情報など様々な情報が記されています。

また、これは企業側が公開しているので信憑性は非常に大きいですね。

ここで記されている情報は非常に重要なものであるので、できるだけたくさん知っておくようにして下さい。

 

 

 

「有価証券報告書」

ここでは、企業の内部を数値化して表したものを見ることができます。

売上、純利益、賃金、資産、負債など非常に重要な情報を見ることができるのです。

特に、「純利益」「投資活動によるキャッシュフロー」は必見です。

企業が1年間でどのくらいの純利益を上げているのか、1年間でどのくらいのキャッシュを投資に使っているのかと言ったことをしることができます。

そして、過去5年間でどのくらいの変動があるのかを調べ変動があった場合は「なぜか」ということを企業の人に尋ねると優秀な学生アピールをすることができます。

私も実際にこの有価証券報告書を元に分析した資料をOB訪問の際に見せて質問をしたら、非常に高評価を頂いたのでぜひやってみて下さい!

 

 

 

 

「業界地図」

これは四季報が出している本です。ありとあらゆる業界を掲載し、その業界内の企業やその勢力図までも丁寧に説明してくれているものです。

これは業界・企業分析を始めてする人や業界・企業をほとんど知らない人にとって非常に便利なアイテムです。

また、業界や企業を広くを知っているという人にもオススメです。私は、ある程度業界・企業を把握していると思いながらこの本を見ました。

そして、自分の視野の狭さに痛感し「こんな業界もあったのか!」と衝撃を受けました。

つまり、業界・企業に詳しい人、そうでない人どちらにも大いに役立つものなのです。

皆さんもぜひ業界地図を手にとって業界・企業を幅広くみてみて下さい!

 

 

 

 

今回は3つのことについて説明いたしました。

これを見たみなさんはぜひ私が述べたことを意識して業界・企業分析に取り組んで見て下さい!

次回は残りの2つを説明していきます!

 

業界・企業分析のやり方②

こんにちは、前回に引き続き今回は「アニュアルレポート」「中期経営計画」について述べさせていただきます。

「アニュアルレポート」「中期経営計画」を見ることは業界・企業分析をする上で非常に重要ですので注目して下さい。

 

 

 

「アニュアルレポート」

これは、企業が投資家などに向けて作っている報告書です。その企業の基本的な情報に加え、具体的な事業内容、今年の成績などを詳しく説明しています。

各部門のプロジェクトや売上や、各部門の強みまでも記してくれています。

企業は投資家の出資があるからこそ成り立っているので、投資家に向けては非常に細かな情報を提示してくれます。なぜなら、投資家に情報を開示せずに不透明なままにしていると投資家からの出資がなくなってしまうからです。

だからこそ企業は非常に詳しい情報を提示しているのです。そして、この情報は私たち就活生も見ることができるのでぜひこの好機を最大限に使っていきましょう!

 

 

 

「中期経営計画」

初めて聞く言葉かもしれませんが、これはほとんどの企業が立てている中期の計画です。

「これからこの会社はどのような目標の下、事業を展開していくのだろうか」と言った疑問をお持ちの方はぜひ「中期経営計画」をご覧ください。

基本的には5年後の目標を設定し、各年次ごとの目標を記しています。

今後、どのような地域に進出するか、どのような製品を開発していくのかといったことがわかります。

 

 

 

 

これを見て、みなさんは「自分がこの会社で働き始めた始めの頃は中期経営計画の中でどのようなことに貢献することができるのかを考えて見てください。

また、日経新聞などで記載される企業のニュース(新規事業開始や買収案件など)によって企業の経営計画が実際の行動となっているということを感じ取れます。

ぜひ、みなさんも新聞等で実際の行動を確認してみてください!

 

 

 

今回は残りの2つの項目について説明しました。

前回述べた3つの項目と合わせて再度確認を行い、ぜひ皆さんの業界・企業分析に役立ててください。

そして、調べ上げたものをぜひ企業の人や社会人の方に話してアウトプットもしてみましょうね!!

業界・企業分析のポイント②

こんにちは、前回に引き続き業界・企業分析のポイントを説明させて頂きます。

ここで学んだことをぜひ活かして下さいね!

 

 

 

【業界・企業の将来を予測する】

志望する業界・企業は今後どのような状況に置かれるのか、どのような状況になるのかといった将来のことを予測することは非常に大切であると思います。

確かに、皆さんが入社する現在地点のことを分析することも大いに大切です。

 

 

 

しかし、皆さんが昇進して会社を引っ張っていく立場になる頃の状況はどのようなものになっているのかと考えることの方が大切ではないでしょうか?

皆さん就活生が会社の中で上の立場として仕事するまでの期間はおそらく長いかと思います。大手企業であれば40代といったところでしょうか。

そのときに皆さんの志望する業界・企業がどのようになっているのか、そこで活かせる皆さんの強みは何かといったことを考えるべきではないでしょうか。

 

 

 

実際に20年前では多くの国民に「素晴らしい」と言われていた大企業が現在では相次いで経営危機や不祥事を起こし危うい状況になっていますよね。

皆さんが「今すごい」と思っている業界・企業は将来どのようになるのかわかないのです。

 

 

 

そのためにも、業界・企業の将来の予測が不可欠なのです。

では、予測するための知識はどのように身につければ良いのでしょうか。

 

 

 

答えは「未来のことを予測したビジネス本をひたすら読んでいく」ことが手っ取り早いと思います。

私も実際に何冊か本を読み、将来のある程度の予測を立てて、その中で志望する業界・企業は何ができるのかを考えていきました。

実際に企業の面接でも「20年後弊社はどのようになっていると思いますか」といった質問をされることもあります。

面接でも聞かれるほど、将来の予測は大切なのです。

 

 

 

これを聞いた皆さんはぜひ現在の分析だけではなく、これからの予測を立ててそこで活かせる強みを考えてみて下さい。

これだけでも、他の就活生と差をつけられるかと思います。

 

業界・企業分析のポイント①

企業分析をアウトプットする大切さ

こんにちは、今回は企業分析について述べさせていただきます。

 

 

 

就活生を見ていると企業分析を自分で調べて、満足する情報が得られたら終わりにするという就活生が非常に多いです。

自分の納得する情報を引き出せたことは非常に良いことではあると思います。

しかし、本当にそれでいいのでしょうか。

私の考えでは、もっとするべきことがあると思います。

 

 

 

 

【企業分析をまとめたものを他者にアウトプットする】

これは私も実際に行なっていた非常に価値のある取り組みです。自分で調べてパワーポイントでまとめた資料を友達や企業の方に見せてフィードバックを貰うのです。

これを行うことで、自分の分析に対して他人評価をいただけます。調べた情報で足りない部分や、必要がない部分などを知ることができます。

これは一人だけでは絶対に気づかないことであるので、本当にためになります。

 

 

 

また、友達複数人でそれぞれ企業を担当して分析をしてフィードバックし合うことで効率の良い企業分析をすることもできます。

なぜなら、一社調べただけで複数社の企業分析ができるからです。

企業分析でもやはり「他者」を使うことが大切です。

私自身、最初は一人で調べていましたが複数人で担当してお互いの企業分析パワーポイントを見せ合うことで非常に手っ取り早く企業分析が進んでいきました。

 

 

 

また、お互いにフィードバックし合うのでテキトーなパワーポイント資料を作ることができない状況になるので全員が一生懸命作成していました。

就活生の皆さんもぜひ他者と協力して、極度に緊張感を与え合いながら企業分析を行ってみて下さい!

企業分析をアウトプットする大切さ

こんにちは、今回は企業分析について述べさせていただきます。

就活生を見ていると企業分析を自分で調べて、満足する情報が得られたら終わりにするという就活生が非常に多いです。

自分の納得する情報を引き出せたことは非常に良いことではあると思います。

 

 

 

しかし、本当にそれでいいのでしょうか。

私の考えでは、もっとするべきことがあると思います。

 

 

 

 

【企業分析をまとめたものを他者にアウトプットする】

これは私も実際に行なっていた非常に価値のある取り組みです。自分で調べてパワーポイントでまとめた資料を友達や企業の方に見せてフィードバックを貰うのです。

これを行うことで、自分の分析に対して他人評価をいただけます。調べた情報で足りない部分や、必要がない部分などを知ることができます。

これは一人だけでは絶対に気づかないことであるので、本当にためになります。

 

 

 

また、友達複数人でそれぞれ企業を担当して分析をしてフィードバックし合うことで効率の良い企業分析をすることもできます。

なぜなら、一社調べただけで複数社の企業分析ができるからです。

企業分析でもやはり「他者」を使うことが大切です。

私自身、最初は一人で調べていましたが複数人で担当してお互いの企業分析パワーポイントを見せ合うことで非常に手っ取り早く企業分析が進んでいきました。

 

 

また、お互いにフィードバックし合うのでテキトーなパワーポイント資料を作ることができない状況になるので全員が一生懸命作成していました。

就活生の皆さんもぜひ他者と協力して、極度に緊張感を与え合いながら企業分析を行ってみて下さい!

ファン目線ではなく、仕事目線で

こんにちは、今回は企業分析について述べさせていただきます。

 

 

よくメーカー志望者などの中で、「この会社の製品が好きだからこの会社の製品をひたすら調べよう」ということがあります。

そして、それが企業分析だと思い込んでしまい、それだけで企業分析を終わりにしてしまうのです。

 

 

 

確かに、企業の製品を知ることは大切だと思います。

しかし、製品のみにこだわりすぎて他の重要な部分を怠ってしまうことは非常にもったいないです。

企業の製品だけ調べても全く意味がありません。仮に製品のことをひたすら企業の人に話したとしたら「うちの会社の製品が好きなファン」とだけで終わってしまいます。

 

 

 

企業分析を行う上では、その製品が社会にどの様な影響を与えているのかといった点や、企業自体の基本情報(理念、ビジネスモデル、財務情報等)も調べる必要があるのです。

企業分析をする上でも、「好きと仕事は異なる」ということを絶対に念頭においてください。

 

 

 

「好きだから」では絶対に通用しません。

製品に対する思いでこれから長らく働いていく会社を決めていいのでしょうか。これだけで考えると非常に危険な気がしませんか。

好きなものは趣味で関わることが出来ます。

この点を本当に強く意識してください。

 

 

 

私の周りにも製品が好きという理由で企業選び、企業分析を行っていた人がいました。

しかし、最終的には残念な結果になってしまい改めて企業分析の大切さを感じたことがあります。

これを見た皆さんは、企業選びをする際にはぜひ「仕事をする」という意識で取り組んでみて下さい。